「DV被害者自立支援サポーター養成講座」が二十三日(午後一時半~同六時)と二十四日(午前十時~正午)の両日、ときわ市民ホール(五ノ四)で開かれる。上川支庁などの主催。

 配偶者などによる暴力の複雑化や被害の深刻化、自立支援策の多様化などで、保護期間が長期化する傾向がある。このため、被害者が一日でも早く自立した生活が送れるよう、必要な手続きなどに同行してくれるサポーターを求めている。

 この講座はDV被害の現状を知ってもらうとともに、民間シェルター「ウィメンズネット旭川」のサポーターとして、行政機関や住宅探し、子どもがいる場合は学校の手続きなどに同行して支援してくれる人の養成が目的。

 講座と講師は(1)「児童虐待とDVの関わりについて」旭川児童相談所 伹田孝之指導援助課長(2)「DVによる子どもへの影響について」ウィメンズネット・マサカーネ 野原ひろみさん(室蘭市)、(3)「デートDVについて」女のスペースおん 山崎菊乃さん(札幌市)。

 定員は四十人、先着順。二日間出席できる人を優先。申し込みは、上川支庁地域振興部環境生活課(TEL46―5919)まで。