第十二回大雪山フォーラムが二月六日午後一時から、神楽公民館(神楽三ノ六)で行われる。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)の主催。

 フォーラムのテーマは「森が森であるために」。大規模林道全面中止の報告と併せ、北海道の天然林問題を考える内容だ。

 当日は報告とトーク(意見交換)の二部制で進行する。第一部の報告では、次の三氏がそれぞれのテーマで話す。

◆寺島一男さん

「森食い虫の遺言―大規模林道の取り組みから」

◆鮫島惇一郎さん(自然環境室主宰)

「森との出会い―大規模林道中止に想う」

◆市川利美さん(ナキウサギふぁんくらぶ代表)

「ナキウサギが教えてくれた森の価値と森の危機」

 第二部では、参加者全員で意見交換する。開始前に、日本森林生態系保護ネットワーク事務局長で弁護士の市川守弘さんが「生命育む森は今」の演題で話題を提供。第一部の報告にも関連する内容で意見を交わす。

 資料代として千円が必要。問い合わせは寺島さん(TEL64―1940、tera2112@hb.tp1.jp )へ。