女性や若い人たちにもっと日本酒を飲んでもらいたいと、創作和食料理の和ごみ処うえ松(四ノ八)と酒店の小川商店(六ノ西四)が十九日、共同で「酒の会」を開き、約三十名の出席者が和食と日本酒を愉しんだ=写真。

 店主の植松修さんが考えた今回の献立は、もつ鍋をメインに山菜の天ぷら、みそおでんなど冬にぴったりのあったかメニュー。日本酒は石川、福岡、奈良、岐阜などの蔵元からにごり酒を中心に生酒が七銘柄選ばれた。生酒は柔らかい口当たりで飲みやすく、日本酒が初めての人や若い人にも好まれる酒。なかでも北海道初入荷の石川県の地酒「遊穂(ゆうほ)」は、微発泡性の爽やかな口当たりのにごり酒だ。

 小川商店の小川勇樹さんは「小さくても美味しい日本酒を造る蔵元は日本中にたくさんあります。これからも多くの人たちに日本酒の良さを伝えたい」と話していた。