東川町の好蔵寺(北町八)で三月六日午後一時から、獣医師で写真家・作家の竹田津実さんの講演会が開かれます。同寺が様々な分野で活躍する人をゲストに迎える「ヒューマン・フォーラム」としての開催です。

 竹田津さんは東川町在住。一九六六年(昭和四十一年)から小清水町でキタキツネの生態調査を続け、七二年(同四十七年)から傷ついた野生動物の保護、治療、リハビリ作業を開始。こうした仕事とともに七四年~七八年に映画「キタキツネ物語」の企画・動物監督を担当しました。八八年(同六十三年)には写真活動に対して東川賞・特別賞が贈られています。〇六年(平成十八年)には著書「子ぎつねヘレンがのこしたもの」が映画化され、〇八年(同二十年)に北海道文化賞を受賞しています。

 当日は竹田津さんが「不良老人宣言―より豊かな人生を考える」のテーマで語ります。

 会費は五百円。問い合わせは好蔵寺の両瀬さん(TEL82―2655)へ。