第二回春光台雪まつりが十三日、北海道療育園(春光台三ノ十)の地域交流ホーム前広場で開かれた。ビニール球を使った雪合戦や、雪像造りなどが行われ、会場には賑やかなムードが広がった。

 同まつり実行委員会(江口武実行委員長)の主催。春光台地区は、地域の活性化を目指して、夏は地域の道路十二キロにわたって四万三千本の花を飾るフラワーロード事業、冬はイルミネーションを七十二基設置している。雪まつりも活性化活動の一環で、これまで同会場では旭川冬まつりの福祉村会場として、氷彫刻が展示されていたが、二年前に中止。子どもたちが楽しめるイベントを開きたいという願いから雪まつりを始めた。

 会場では、雪合戦のほか、雪像造り体験やチューブ滑り、ミカン拾いゲームなども行なわれ、甘酒や豚汁が無料で提供されて訪れた家族連れを楽しませた。

 雪像造りに初めて取り組んだ高台小四年生の森下智也君は「削ったり、彫ったりするところが難しかったけど、楽しかった」と笑顔で話していた。