第四十七回全国中学スキー大会(二月六日・岩手県八幡市)女子大回転競技で一年生ながら初優勝を飾った安藤麻選手(東陽)に対して二月二十六日、西川将人市長から「栄誉をたたえて」が贈られた。

 初挑戦の全国大会では回転で六位入賞。そして、二種目の得意な大回転では、果敢にポールを攻め、堂々全国制覇を成し遂げた。優勝を決めた日は、富良野市で開催された全国高校スキー大会男子回転で、兄の佑太朗(北照一年―東明中出)も優勝。兄妹同時優勝となった。

 安藤は全国中学大会での活躍が評価され、全日本スキー連盟の海外派遣メンバーに選ばれて、一日からは九日までイタリア・トッポリーノに遠征。ヨーロッパでは最も大きな国際大会への出場が決まっている。西川市長は「ケガをしないように頑張ってきて下さい。将来は、オリンピックやワールドカップ目指して下さい」と激励。安藤は「良い成績を収められるように頑張ってきます」と力強く抱負を語った。