古くなった雛人形やぬいぐるみなどに別れを告げながら供養する「人形供養祭」が三日、旭川神社(東旭川南一ノ六)で行われた=写真。

 人形供養の受け付けは二月二十四日から始まり、当日までに六千体近い人形が集まった。社務所内の広間にぎっしりと並んだ人形を前に、芦原高穂宮司らが祝詞を奏上し、神事を執り行った。供養を依頼した人たちも参加し、感慨深げな面持ちで手を合わせた。

 人形は、燃やせるものは境内で焼却するなどされた。膨大な数だけに作業も大変で、神社関係者らが一日がかりで作業にあたった。