小熊秀雄の詩の朗読会が十月九日(土)午後五時半から、珈琲亭ちろる(三ノ八)で開かれる。

 旭川ゆかりの詩人、小熊秀雄賞を運営する市民実行委員会が初めて企画。昭和モダンの雰囲気が漂うチロルで、実行委のメンバーら五人が、それぞれが好きな小熊の作品を朗読する。

 森内伝さんが「馬上の詩」「蹄鉄屋の歌」、沓澤章俊さんが「トンボは北へ、私は南へ」「星の光のように」、古家昌伸さんが「口が裂けてしまった」「現実の砥石」、高田雍介さんが「白い夜」「馬車出発の歌」、平泉美智子さんが「秋の詩」「黒い洋傘」を読む。

 参加費は、コーヒーとケーキのセット付きで千円。定員は三十人。

 今回は「秋の詩」と題しての開催。来年二月には、第二回「冬の詩」の朗読会を予定している。

 朗読会についての問い合わせは事務局の高田さん(TEL61―2731)へ。