映画「キャタピラー」の上映会が十一月三日(水)、旭川市公会堂(常磐公園内)で行われます。旭川映画村(長原隆雄代表)の特別上映会です。
「キャタピラー」は第六十回ベルリン国際映画祭で、主演の寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した作品。太平洋戦争を、農村に住む女性の立場から見つめ直しています。戦地で四肢を失い、「軍神」として村に帰還した夫を必死に支える妻の姿を通じて、戦争の愚かさ、命の尊さ、普遍的な夫婦愛を鋭く描きます。監督は「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」で知られる若松孝二。
当日は若松監督をゲストに招きます。上映後に“ゲージツ家”として知られるクマさんこと篠原勝之さんとのトークが行われます。
上映は(1)正午(2)午後三時(3)六時の三回(トークは各回終了後に三十分間)。前売りチケットは、大人・大学生千五百円(当日千八百円)、高校生以下は当日のみで千円。冨貴堂各店、こども冨貴堂、旭川市民劇場、地酒のまるしん商店、喫茶・舞ふれんどなどで取り扱っています。
問い合わせは長原さん(090―8896―9331)へ。