全国理容美容学生技術大会(十一月二十一日・沖縄県那覇市)に出場した旭川理容美容専門学校(遠藤恵子校長)の理容学科二年の藤田大祐さん(20)=写真左=と美容学科二年の金安夏子さん(16)が金、銀、銅賞に次ぐ優秀賞を受賞した。

 今年で二回目の大会は“理美容の甲子園”とも言うべきビッグイベントで、全国二百十校、三千人の理美容学生がチャンピオンを目指し、日頃から練習している技術を競う。今回は全国十一地区の地方予選を勝ち抜いた代表四百四十七人が参加し、ワインディングやカット、チャレンジアートヘア、ネイルアートなどの種目で日本一を競った。

 創作性が問われるチャレンジアートヘア部門で受賞した藤田さんは「練習通りに作品を作れて出来栄えには満足しています。でも受賞の名前を呼ばれたときはビックリしました」、ネイルアート部門で受賞した金安さんは「課題テーマが“夢”でしたのでウエディングを選びました。納得いくデザインが決まったのは試合ギリギリでした。苦労した分、作品には自信が持てました」と受賞の喜びを話した。