江川堂 小林印章店

(2ノ7買物公園 TEL22-2305)

 一月十日(月)は成人の日。「実印は成人の印(しるし)。大人としての自立を支える一本です。個人の責任や信用を証明してくれる分身なのですよ」と話すのは、創業百十一年になる江川堂 小林印章店の三代目、小林亮さん(72)。

 十代の頃と大きく変わるのが、実印や銀行印を使う場面が増えること。土地、不動産の購入、独立して自分でお金の管理をするようになったり――。

 学校の卒業記念品としてもらう木の印鑑を使う人もいますが、それは回覧板や宅配便に押す認印として使い、出来ることなら、専門店で自分専用の印鑑を作ることをおススメする。

 この機会に大人になった自分や家族に、ハンコを贈ってみてはどうだろう。