北彩都地区で建設が進められていた氷点橋が四月一日に開通する。開通に向けた除排雪作業が二月二十四日、除雪ドーザーなどを使っておこなわれた。

 氷点橋はJR旭川駅裏の忠別川を跨ぐ、永隆橋通りと神楽地区を結ぶ全長百七十八・六㍍の橋。同橋の開通で神楽・神居地区と市中心部が直接つながり、利便性が高まることから、地域住民にとっては”五十年来の悲願”といわれてきた。

 また、国道二三七号を通過する富良野・美瑛からの観光客の流入にも一役買うと期待されている。

 このところの暖気で緩んだとはいえ、積雪は一㍍余り。ドーザーを使って片側に寄せられた雪をロータリー車がはねると、トラックは瞬く間にいっぱいになった。この徐排雪作業は今月十日ごろまで随時おこない、雪を完全に除去することになっている。