障がい者と健常者がともにプレーする第四回旭川カップ車椅子バスケットボール大会が十六、十七日、市総合体育館で開かれた。旭川、根室、釧路、岩見沢、札幌、苫小牧から八チームが出場。決勝は、旭川リバーズAが65―61でFREEZZ ZERO(釧路)を下して二連覇を飾った。

 旭川地区バスケットボール協会(前野和義会長)の主催。障がいの有無を問わず参加出来るオープン大会。試合はトーナメント方式で進められた。

 旭川からは、リバーズのA、Bチームが出場。Bチームは一回戦で札幌ノースウインドに38―50で惜敗。Aチームは一回戦でイーストビビンバクラブ(根室)を88―14で圧倒。準決勝では、釧路FREEZZを71―20で退けて決勝に進出。優勝をかけてFREEZZ ZEROと対戦。旭川リバーズが試合の主導権を握って終始リードし、終盤にディフェンスが乱れて点差を詰められたが、4点差で振り切り、昨年に続いて優勝した。

 試合後、昆野将己主将(37)は「後半に集中力が切れて、ディフェンスが悪くなるなど、反省点はありましたが、二連覇のプレッシャーの中で勝てたことは最高です」と笑顔で話していた。