新旭川地区市民委員会と同地区社会福祉協議会、同地区センターの三団体が四月一日から三十日までの一カ月間おこなった東日本大震災の被災者への助け合い募金に、十七万九千六百八十九円が集まった。

 同市民委員会は大震災が起こった直後、「何とか被災者の人たちの力になりたいと社会福祉協議会や地区センターにも協力をお願いし、募金活動をおこうことを決めた」と佐藤繁男会長(82)。

 同地区センターに募金箱を置き、市民委員会に属している四十町内会・自治会(二百九十九班・約三千世帯)に募金の主旨を書いた回覧板を回し、各世帯に協力を訴えた。また、同地区センターの利用者たちにも募金を呼びかけた。これらの募金は同協議会が集約し、五月初旬、日本赤十字社を通じて被災者に送られる手続きが取られた。