滝川市江部乙町の若手農家のグループ「大地の匠」が育てた米のデザインを、東海大学旭川キャンパス(忠和二二四)の学生が手がけ、販売する企画が進んでいる。

 学生がデザインしたのはブランドロゴマーク、米袋、のぼり旗の三点。同グループからの依頼で企画がスタートした。

 東海大学くらしデザイン学科四年の村田一樹さん(21)は「江部乙町の気候や風土、生産者の情熱と誇りを持った、まっすぐな想いをデザインに込め ました」と話す。またグループ代表の上田智雄さん(37)は「『江部乙産』という地域ブランドを確立するために依頼しました。デザインも、もちろん米の味 も満足の出来なので、ぜひ味わって」と話している。

 「大地の匠」では六種類の銘柄の新米を九月下旬に発売する予定だ。問い合わせは上田さん(080―5588―8955)まで。