名立たる五つの蔵元が来旭し、その自慢の銘酒と料理を味わう会「酒蔵五県・飲み巡りの宴」が十七日(土)午後七時から、旭川グランドホテル(六ノ九)で開かれます。全国の地酒を取り扱う地酒のまるしん商店(春光台三ノ四)の主催です。

 山形県の六歌仙酒造の「山法師」と秋田県の秋田清酒「刈穂」、長野県の大信州酒造「大信州」、福井県の常山酒造「常山」、奈良県の梅乃宿酒造「ゆず酒」。どれも同店が自信を持って薦める銘柄ばかりで、今が旬のひやおろしを中心に取り揃えます。

 また、各酒蔵からは蔵元や杜氏が一般には出回らない希少な酒を携えて来旭します。料理は日本酒をじっくりと味わえるよう、季節の食材を使った懐石料理。秋の夜長、日本酒と和食を存分に堪能できる宴です。

 山形県の六歌仙酒造は三月の震災で地盤沈下の被害に遭いました。「どの日本酒も大変素晴らしいです。色々な銘柄の酒を飲んで楽しんでもらえれば、それが一番の応援になります」と同店の清水京子さん。

 チケットは一人五千五百円で予約制。申込み問い合わせは同店(TEL52―2157)まで。