市内在住の宮原光衛さん(79)が、丸型ポストの写真絵はがきを作成した。
宮原さんは郵便局を定年退職後、全道にある丸型ポストを訪ねて旅し、写真に収めてきた。過去に写真パネル展を開いているが、今回はその写真の中から九枚を絵はがきにした。
丸型ポストは全国に約五千個があり、道内には約百三十個が残っているが、上川管内には六カ所しかなく、旭川にはもう一個も残っていないという。
丸型ポストの魅力について宮原さんは、「鋳物で出来ており、投函した手紙が下まで落ちたときの音が何とも言えない」と笑顔で語る。
宮原さんは郵便局OBが集う「丸型ポストの会」(会員二十五人)の会員で、この絵はがきは会員に送るほか、交流のある人たちに進呈する予定だ。また「希望があればプレゼントもしたい」と話している。問い合わせは宮原さん(℡31―2728)へ。