旭川フィルハーモニー管弦楽団(中根幸雄団長)の第三十四回定期演奏会が二十三日(日)午後三時から、旭川市民文化会館大ホールで開かれます。

 今回はフィンランドの作曲家シベリウス、ノルウェーの作曲家グリーグの作品を取り上げます。

 北欧の作曲家を取り上げた理由について、同楽団事務局長の阿部英昭さん(61)は「旭川はかつて北欧の国々に『北欧視察団』を派遣していました。 友好親善のみならず、寒冷地での生活、文化、産業などを学び合い、北国のハンディの克服をともに目指してきた関係にあり、これが現在本市でのバーサーロ ペット・ジャパンの開催につながっています。これらの国々の清らかで美しい自然の雰囲気を、演奏を通じてお伝えしたい」と話しています。

 当日は「カレリア組曲」「交響曲第二番」(以上シベリウス)、「ペールギュント第一、二組曲」(グリーグ)を演奏します。

 チケットは前売、当日とも一般千円、高校生以下五百円。全席自由。ヤマハミュージック北海道旭川店、旭川市民文化会館売店などで取り扱っています。問い合わせは阿部さん(090―9757―1457)へ。