七宝焼を愛好している市内近郊の四つのグループが合同で二十六日(水)から、西武旭川(宮下八)のB館十階で展示会を開く。主宰する仲眞知子さん(73)が、七宝焼のアクセサリーなどをチャリティー販売し、売り上げの全てを東日本大震災の被災地に寄付する。

 仲さんは東京に住んでいた二十二歳頃から七宝焼を始め、三十歳で指導をするようになった。旭川では昭和四十八年頃から教えている。

 仲さんの七宝焼歴は四十五年。「これまで永い間、生徒さんにはもちろん、周囲の方々にも大変お世話になってきました。感謝の気持ちを込めて、今展 での私の作品の売り上げを全額、被災地に寄付します。震災以来、街頭などで募金はしましたが、自分らしい活動でもっとお手伝いが出来たらと思い、作品の チャリティー即売を考えました」と話している。

 出品するのはブローチ、指輪、イヤリング、ペンダントなど百点以上。値札は付けず、来場者にその場で好きな値段をつけてもらって販売する。

 三十一日(月)まで。午前九時半~午後七時(最終日四時まで)。問い合わせは仲さん(℡65―1297)へ。