登下校の交通ルールを学ぼうと、十三日、上川町立上川小学校(五十嵐欣也校長、生徒数二百人)で、旭川地区トラック協会・旭川輸送協議会(森俊一会長)の会員たちによる交通安全教室が開かれた。

 ダミー人形衝突実験では、人形と知りながらも、実際に耳にした衝突音や迫力に生徒たちからは悲鳴が上がった。

 生徒会長の伊藤響さん(12)は「事故の恐ろしさを教えていただきありがとうございました」とお礼の言葉を述べた。

 トラック四台を引き連れてやって来た森会長は「未来を担う子どもたちが事故の犠牲にならないよう、微力ながらこの活動を続け、少しでも事故が減ってくれれば」と話した。