サケが旭川に帰ってきた今年、あなたもサケの里親になってみませんか――。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、サケを卵から飼育し、春にみんなで放流する取り組みへの参加を呼びかけています。

 飼育はそれほど難しくありません。暗くて寒い場所があれば、家でも、また職場でも可能です。卵から次第に成長するサケの姿は可愛らしく、かつ逞し く、飼育する側に感動を与えてくれます。お子さんのいる家庭には特に参加をおすすめしたい体験です。あなたの育てた稚魚が立派なサケになって旭川に帰って くるかもしれません。

 参加を希望する人は、十二月四日(日)午前十時から、ときわ市民ホール(五ノ四)で開く「さけゼミナール」に参加してください。飼育方法などについてのレクチャーがあります。餌代・資料代など五百円のほか、連絡用のハガキ五枚を持参してください。

 申し込み不要。問い合わせは午後六時~九時の間に、同会の橋詰さん(090―9432―6572)へ。