3月8日の国際女性デーにあわせ、新日本婦人の会旭川支部(木元靖子支部長)は同日午後6時半から、旭川市民文化会館で「福島を忘れない」をテーマにした講演会を開きます。
講師は深川市の浄土真宗・一乗寺の副住職、殿平真さん(34)です。殿平さんは東日本大震災の発生以来、何度も現地に足を運んで支援活動を行っています。
福島には現地に残って暮らし続けるという厳しい選択をする人がいる一方で、住み慣れた土地や知人友人との関係を捨てて他に移り住むという、同じく 厳しい道を選んだ人たちがいます。道内にも多くの被災した方々が移り住んでおり、殿平さんは道民・市民の一人ひとりがもっと被災移住者たちに関心を向ける 必要があると感じています。
殿平さんは「福島第一原発から2㌔のところから深川市に移住してきたご家族がいらっしゃいます。当日は女性デーでもあり、ぜひこのご家族の奥さんを壇上に招いて、参加者の皆さんと一緒にお話を聞き、私たちに何が出来るのか考えてみたいと思っています」と話しています。
参加料は500円。問い合わせは新日本婦人の会旭川支部(TEL26―2949)へ。