障害者施設・旭川美景園(林春夫園長・神居町富沢)で24日、アイスキャンドルが灯された。冬期間、特に外出する機会の少ない入園者のレクリエーションにと毎年おこなっており、今年で4回目。

 同園は1983年(昭和58年)、身体障害者授産施設として開設された。現在、20歳代から80歳代の51人が入園している。

 玄関前の広場には、職員3人が業務の合間に作った、今年の干支・龍を型取った大型の雪像と色とりどりのアイスキャンドル、入園者らが制作した牛乳パックキャンドルと「ガンバレ日本」と「絆」の文字が入った看板が雪像の中に組み込まれている。

 点灯が始まる午後5時半、玄関ホールに多くの入園者が集まった。アイスキャンドルに灯が入ると歓声があがった。甘酒も振舞われ、6時半までの約1時間、楽しい時間を過ごした。