男山が「木桶仕込み純米原酒」を発売しました。この酒の仕込みには、約百年前に吉野杉を使って作られた大桶を復元して使っています。

 酒造りをはじめとする日本の伝統的な食文化を大切にしたいと、二〇〇四年に大桶職人の指導を受けて、蔵人たちが復元しました。

 発売した純米原酒は、この大桶を使って、半年間、じっくり熟成させた酒で、今年で七回目の造りになります。

 アルコール分十七度、日本酒度マイナス五、精米歩合六〇%。木桶仕込み特有の味と香りが楽しめます。

 七百二十㍉㍑入り、千八百円。市内はじめ全国の酒販店などで扱っています。問い合わせは男山(TEL48―3777)へ。