神戸出身のピアニスト平原誠之さんによるピアノ演奏と重度の障害を持つ我が子への思いを綴った橋本理加さんの絵本「ひでぼー天使の詩」の朗読が九月九日(日)午後二時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で開かれます。

 全国で演奏活動をする平原さんは「魂を奏でる演奏家」と評され、毎回多くの聴衆がその演奏に涙するという癒しのピアニストです。コンサートではクラシックや映画音楽など様々なジャンルを演奏をします。

 「ひでぼー天使の詩」は生まれながらに重度の障害を持ち一昨年、八歳でこの世を去った一人息子の英旺ちゃんの母、橋本理加さんが、介護の合間に綴った四十四編の詩からなる絵本です。その中から三編を橋本さん自らが朗読します。

 全席指定で五千円(小中高生二千五百円)、当日五百円増し。チケットの販売、問い合わせはブラービ音楽事務所(TEL078―921―7132)または実行委員会in旭川の山本さん(090―6571―9611)まで。