新しい読書のたのしみ方がテーマのイベント「伝える・つながる読書術」が十一月十七日(土)午後二時から、旭川市中央図書館で開かれます。市民の企画提案による協働のまちづくりの事業で、読書サークルの「うろこ会」と中央図書館が共催します。現在、イベント内でおこなう「読者プレゼンコンテスト」の出場者を募集しています。
うろこ会(木村一生代表)は市内の三十、四十代の十数人でつくる読書サークル。月二回の読書会ではプレゼン力を鍛えるため、自分が薦める本を五分間でプレゼンテーションしています。読書文化の定着を願い、読書を通じた新しいかたちの市民活動としてイベントを企画しました。
木村代表は「受け取り方、感じ方は人それぞれ。おしゃべりが上手とは言えない、少ない言葉で心に響かせる人もいます。『伝える』と『伝わる』は違います。テクニックやロジックだけでない経験が必要です。多くの人に関心を持ってもらいたい。特に学生さんは大歓迎です」と話します。
図書のジャンルやプレゼン形式は自由。応募多数の場合は選考により決定します。申込み用紙に氏名、年齢、連絡先、住所、本のタイトル、著者名、自己PRを記入し旭川市中央図書館まで(FAX25―4793)、または郵送(〒070―0044 旭川市常磐公園・旭川市中央図書館奉仕係)で。十月十六日締め切り。申込用紙は中央図書館(TEL22―4174)に置いてあります。