セレクト・自然派ショップぎゃらりーきっさ羅布〈らぶ〉(東光14ノ2)で、手作り作家十七人の「それぞれの朱(あか)展」が開かれている。
朱色は古くから縁起物に使われ、元気が出る色ともいわれる。旭川、札幌、小樽、下川の道内作家と九州、四国など各地で活躍している布、木工、エコロジーの作家たちが、朱色の木や布などの素材を使った小物やバッグ、帽子、洋服、箸など約百点を展示販売している。
素材が違うと、同じ朱色でも様々な表情がある。手作りならではの温もりと使い心地が手に取って確かめられる作品展。今回はオーナーの安田陽子さんもデザイナーとして参加している。
安田さんは「朱は古代、太陽と血を意味し、再生と循環を表すと言われていたように、元気を与えてくれます。会場に見に来ていただいたお客様に元気とパワーを与えられると思います」と笑顔で話している。
十二月一日(土)まで。営業時間は午前十時から午後五時。定休日は日・月・祝日(予約があれば営業可)。問い合わせは、同店(TEL31―2558)へ。