市内流通団地のキョクイチ(流通団地一ノ二)と丸果旭川青果卸売市場(流通団地一ノ三)、一印旭川魚卸売市場(流通団地一ノ三)で五日、初セリが行われた。
キョクイチではセリを前に従業員と市場関係者らが場内の神前に参拝し、今年一年の商売繁盛を祈った。角谷靖社長は「TPPや外交問題、増税など今年は様々な問題が待ち構えているが、時代の変化に迅速に対応し、市民の台所としての役割を果たしたい」と年頭の挨拶。
二日から四日にかけての大荒れの天候のために品数は少なめだったが、タイやカニ、アンコウ、フグなど十六品に縁起物の酒と餅が付いた「一番かぎ」は、威勢の良い掛け声とともに今津商店が二十万円で競り落とした。