「だれでもアーティスト へび展」を開催中のギャラリープルプル(七条買物公園)で十二日、オープニング交流会が開かれ、出展者や親子連れなど約三十人が集まった。

 昨年十二月から募集したヘビの作品を展示している。子どもははがきに絵を、大人は持ち込める大きさの作品をジャンルを問わず募集した。子どもの絵が約五百五十点、大人の作品が約百点集まり、小さなギャラリーは色とりどり形さまざまな作品でいっぱいになった。

 オープニングでは、おぎ乃餅菓子店(亀吉二ノ一)のお餅で作ったお汁粉が振舞われ、絵本作家・あべ弘士さんによる講評が行われた。壁いっぱいの子どもたちの絵や、彫刻やぬいぐるみ、遊べるおもちゃや怖ろしげな「蛇力堂」など、個性的な作品にあべさんもびっくり。「へびは舌を出すとき、口を閉じているんだよ」と、旭山動物園の元飼育係のあべさんならではの解説に参加者たちは一様に「へえー」と感心。

 参加した早川怜菜ちゃん(8)は「たくさんの絵が集まってすごい。大人の作品は立派だった」と話した。

 同展は二月二十四日(日)まで。入場無料。作品の人気投票も行っており、三月二日(日)に結果発表が行われる予定。子どもが遊べるおもちゃのコーナーや、作品の販売もしている。

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 二十七日(日)午後二時から、旭山動物園の爬虫類の飼育係・白木雪乃さんと本物のへびを招いて「へび女のはなし」が行われる。

 また、二十六日(土)午後一時からはあべ弘士さんとともに冬の常磐公園や七条緑道を散策し、どうぶつの気持ちで一句詠む「どうぶつ句会」が開かれる。温かいココアとクッキーが振舞われる。

 問い合せは同ギャラリー(TEL73―8289)まで。