サケの稚魚を一緒に放流しませんか――。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、三十一日(日)午前十時から行う「サケ出発式」への参加を呼びかけています。

 同会は一九八四年(昭和五十九年)から、家庭でサケの卵を孵化(ふか)させて稚魚を飼育し、早春の雪解けの時期に放流する活動を続けています。今年で三十回目の放流です。一昨年から旭川でたくさんのサケの遡上が確認されるようになり、守る会のメンバーたちは大きな手応えを感じています。

 今年は例年と放流場所が変わり、神楽岡公園(忠別川の上川神社側の川岸)で放流します。同地点から上流にかけての場所が産卵床としてより適していることなどの理由から、昨年までの秋月橋の右岸から変更しました。

 申し込み不要。放流用の容器を持参してください。長靴が良いでしょう。

 問い合わせは、橋詰さん(090―9432―6572、平日は午後六時~九時)へ。