国道40号の比布町との境界にある男山自然公園が二十日、オープンした。

 酒造メーカーの男山が所有する公園の面積は約三十二㌶。国内有数の規模を誇るカタクリの大群落で知られる突哨山の南端にある。遠く大雪山や十勝連峰を遠望し、眼下には石狩川が流れる絶景の地だ。公園には散策路が整備されていて、カタクリやエゾエンゴサクが愛でる人たちに人気のスポットだ。

 今年は、雪解けが遅く、野草たちの開花も遅れそう。今月下旬から、ゴールデンウイークの頃が花のピークになりそうだ。

 同公園は、五月十二日(日)までの午前九時から午後五時まで開園している。問い合わせは、男山企画室(TEL48―3777)へ。