柳家はん治と柳家三之助の二人会が六月二十七日(木)午後六時半から高砂酒造参号蔵ホール(宮下通十七)で開かれます。

絵本作家のあべ弘士さんが代表の「かわうそ落語会」の主催。

 はん治は、一九五四年(昭和二十九年)、東京都八王子市生まれ。柳家小三治門下。〇五年(平成十七年)に文化庁芸術祭新人賞を受賞している。

 三之助は一九七三年(昭和四十八年)千葉県銚子市生まれ。九五年(平成七年) 、柳家小三治の九番目の弟子として入門。一〇年(平成二十二年)、真打昇進。インターネットを駆使した落語の可能性を追求中の若手。

 はん治ファンのあべさんと仲間達が地元旭川で噺を聞きたいと毎年企画している恒例の高座。明治時代に建てられた蔵の雰囲気が、落語とぴったりマッチして、毎回立ち見が出るほどの人気だ。さて、今年はどんな演目を聞かせてくれますか。

 木戸銭は、紅白のお餅が付いて二千円。チケットは、独酌三四郎(二ノ五)、こども冨貴堂(七条買物公園)、あさひかわ新聞(八ノ六)で販売している。問い合わせは、西岡さん(090―2055―2935)へ。