鷹栖町の町民と行政が一体となって手作りで植樹などの整備を進めている「パレットヒルズ」(十七線八号)で六月二十三日(日)午前十時から、野外フェスティバル「丘のうえの音楽祭/はればれパレット」が開かれる。
中心になって準備を進めているのは、野外保育所「森のようちえん」の保育士、川原さん(26)。「音楽フェスを通して、イベントに関わった人たちや音楽を聴きに来てくれた人たち一人ひとりが元気になり、さらに鷹栖の町の良さを皆さんに知ってもらって、それが町の活性化にもつながればなぁ…という思いから、知人や友人に声をかけました。皆さん賛同してくださり、実行委員会を結成して、フェス成功に向けて走り出したところです。鷹栖町や社会福祉協議会の後援もいただきました」と話す。
実行委員会の中心は二十~三十代の若者たち約十五人だ。これまで月二回ほど集まって、音楽祭の概要や役割分担を決めてきた。
出演者は地元鷹栖や旭川をはじめ、東京や沖縄で活躍しているミュージシャンら六組(人)。楽器などの電源はソーラーパネルを使った自家発電を予定している。このほか、地元の食材を使ったフード店や陶器などの工芸店、アロマ、ヨガなどのスペースも設ける。
「パレットヒルズは景観が良く、ニホンザリガニやオニヤンマなどが生息する生態系豊かな環境です。そこで音楽を楽しみ、美味しいフードや全身を使うヨガなどで、ゆったりとした一日を過ごしてください」と川原さんは呼びかける。
チケットは大人千二百円(入場時に特製の木製入場パスと交換。高校生以下は無料)。きっちんらいる(鷹栖町十六線八号)、地産地消の店チコリ(同南一ノ二)、こども冨貴堂(旭川市七ノ八)、コーヒースタンドCONTAINER(同)、ぢま弁(同東四ノ十一)、イシキト(東川町一ノ三ノ二)で取り扱っている。
問い合わせは、きっちんらいる(TEL87―5046)へ。