来春で閉鎖が決まった東海大学旭川キャンパス(神居町忠和二二四)で十五日(土)、十六日の二日間、最後の建学祭が行われます。

 テーマは〝Journey(旅)〟。学生が旭川キャンパスという大きなテントをたたんで、新たな旅路に出かけようという思いが込められています。

 十五日(土)は午前十一時から開始。午後一時からは同大OBで写真家・デザイナーの佐々木育弥さんの講演会、午後三時からは世界的な椅子の収集・研究で知られる同大の織田憲嗣教授による講演「ハンス・J・ウェグナー生誕一〇〇年に向けて」が開かれます。

 十六日(日)午後一時から、学生によるライブペイントのほか、ビンゴ大会や手持ちの花火大会がおこなわれます。

 両日ともに学生作品の展示、OBでパリを拠点に活躍する建築家・田根剛さんの展示や、同窓生が集まる「ホームウェルカミングカフェ」もオープンします。

 また、同大を誘致し今年五月に亡くなった五十嵐広三・元旭川市長へ敬意を込めて、歴代の学生の買物公園通りをテーマにした作品を集めた展示もあり、在校生とOB、教職員が一体となった同大の締めくくりにふさわしい内容です。

 入場無料。問い合せは同大事務室(TEL61―5111)まで。