“酒どころ”として知られる六道県の銘酒と料理を楽しむ「飲み巡りの宴」が九月七日(土)午後七時から、旭川トーヨーホテル(七ノ七)で開かれます。地酒のまるしん商店(春光台三ノ四)の主催。

 暑い夏が終わり外気温が下がるこの時期、厳冬期に仕込み、ひと夏蔵で熟成された日本酒は美味しさを増します。毎年恒例となった宴は今年で五回目。今回も選りすぐりの六蔵の銘酒が勢ぞろいします。

 北海道栗山町の小林酒造からは「北斗随想」が振舞われます。香りが際立つ華やかな味わい、口いっぱいに広がる旨味が特徴のこの酒は、道内でも二十数店舗でしか販売していません。道北ではまるしん商店だけが取り扱います。

 山形県の六歌仙酒造の「山法師」は香り高くほのかな甘みが特徴で、甘さに嫌味を感じません。他に秋田県の秋田清酒の「刈穂」と日本酒通に大人気の長野県「大信州」、奈良県の梅の宿酒造の「ゆずの酒」、沖縄県の請福酒造の泡盛「請福」が用意されます。

 和食を中心に日本酒に合うようにアレンジされた創作料理と各蔵元がご当地の酒の肴を持ち寄ります。実りの季節に旬の料理と旨い酒を存分に楽しめる一夜です。

 チケットは五千五百円。まるしん商店(℡52―2157)で販売中。