二〇一五年春、JR旭川駅に直結するイオンモールが開業する。ファッション専門店、食品スーパー、書店、シネマコンプレックスなどアミューズメント施設を完備した巨大ショッピングセンターが、買物公園の“頭上”に出現することになる。

 中小企業家同友会道北あさひかわ支部は二十八日午後六時半から、「二〇一五年春、イオンモール開業を見据えて――地場の我が社は、かく備え、かく戦い、かく生き抜く」をテーマに、討論会を勤労者福祉会館・サンアザレア(六ノ四)で開く。

 話し合うのは、オクノ(三ノ七)の石原嘉孝社長、三番館(三ノ十五)の大蔵道友社長の二人。いずれも、地場に密着して、独自の経営戦略を打ち出すことで根強い顧客・ファンを獲得してきた。巨大資本による、マンモスショッピングセンターの進出に、どう備え、どう立ち向かうのか、その覚悟も含めて率直に話し合う。司会は、同支部の渡辺直行支部長(カンディハウス会長)が務める。

 同支部の中央東地区と西地区が合同オープン例会として企画した。会員でなくても参加できる。参加費は八百円。申し込みは、事務局(五ノ八、℡29―6663)まで。