ピンク、パープル、イエロー、ブルー――カラフルな彩りのキャンドルがずらりと並ぶ「Colors」展が、二十九日(火)まで、こども冨貴堂ギャラリーKIDS(七条買物公園)で開かれている。

 キャンドルを作るのは、鷹栖町の中井あゆ実さん(28)。保育士として働きながら「Hi ★ Touch」という名でキャンドルアーティストとして活躍している。

 「もともと手芸など、ものをつくるのが好きで、気がついたらキャンドル作家になっていました」と話す中井さん。

 独学で二年ほど試行錯誤を重ねた。円柱、立方体、球などシンプルで使いやすい形がウリ。火を点けなくても目を楽しませるカラフルな色合いが特徴だ。

 「キャンドルは作るときも、火を灯したときも楽しい。二度も楽しめます。テレビを消してキャンドルを灯し、ゆっくりとした夜の時間を過ごすのは大事だなぁと夫や四歳になる子どもも感じています」と笑顔で話す。

 ギャラリーは、午前十時から午後六時半まで。無休。

 市内でのキャンドルの販売は七条買物公園のコーヒースタンド・コンテナ。月に一度同店で、夜の営業時間に、店内の照明をおとし、キャンドルを灯す「キャンドルナイト」も開催している。