旭川大学の学長・理事長を務める山内亮史さんの講演会が二十六日(木)午後六時半から、トーヨーホテルで開かれます。市民グループ、創造と改革(小野寺康充会長)の主催。

 少子高齢化が急速に進む日本では、全国の私立大学が厳しい経営を余儀なくされています。旭川大学も例外ではなく、経済学部だけだった単科大学から、保健福祉学部を新設するなどして生き残りをかけた動きを強めています。

 山内学長・理事長は、今春、旭川市に対して「旭川大学の公立化」について要望書を提出しています。

 この講演会では、目指すべき地域の大学像や旭川と近郊町にとって在るべき大学・高等教育機関の姿について、率直に、熱く語ります。

 東海大学は予定を一年繰り上げて、来春には旭川キャンパスを閉鎖すると発表しました。地域から大学が一つ姿を消すということは、地域の未来が一つなくなるということです。市民有志による、旭川に公立「ものづくり大学」の開設を目指す市民の会の運動も、旭川大学の公立化と連携して活動を続けると表明しています。

 西川将人市長は、この講演会を主催する創造と改革のメンバーで、当日も参加する予定です。

 参加無料。誰でも参加できます。問い合わせは、事務局(℡48―2153)の木村さんまで。