小熊秀雄賞市民実行委員会(橋爪弘敬会長)が小熊秀雄朗読会「冬の詩2014」を十五日(土)午後六時から、珈琲亭ちろる(三ノ八)で開きます。
旭川ゆかりの詩人、小熊の作品をもっと楽しもうという連続企画で、今回で九回目です。
今回は、昨年十一月二十五日に八十六歳で亡くなった詩人「辻井喬さんをしのんで」とサブタイトルがついています。辻井さんは、市民実行委が運営を引き継いだ第四十一回小熊秀雄賞(二〇〇七年度)から四十四回まで、選考委員を務めました。
高砂台の旅館「扇松園」で開かれる最終選考会で、受賞作を巡り熱い議論を繰り広げた辻井さんの姿を思い出しながら、実行委の高田雍介事務局長が「辻井さんと私たちの会のこと」と題して少し話し、運営委員の石井ひろみさんが辻井さんの「新しい年の手紙」(詩集「鷲がいて」より)など詩作品を朗読します。
そのほかの朗読者(敬称略)と朗読作品は次の通りです。
・西朋子「焼かれた魚」(童話)
・中辻明「空の青さと雲の白さのために歌う」「人魚」
・福田洋子 未定
参加費は千二百円(会員千円)で、コーヒーとケーキのセットが付きます。定員は四十人。チケットはこども冨貴堂(七条買物公園)、あさひかわ新聞(八ノ六)などで販売しています。
問い合わせは、事務局の高田さん(℡61―2731)か、吉木さん(℡090―7517―7244)へ。