尊厳死を笑いで表現する「ピンコロ劇団」の公演が二十二日(土)午前十時半から、ときわ市民ホール(五ノ四)で行われます。
劇団主宰の柴田えみ子さん(日本尊厳死協会北海道支部理事)は、あさひかわ新聞で尊厳死のコラム「最期の在り方」を執筆しています。今回の寸劇でも脚本を担当し、「尊厳死を笑いながら学ぶ機会になるはずです。必ず笑わせます」と意気込んでいます。
今回上演するのは、新作「百五十歳の尊厳死」です。主人公は百五十歳になる春じいちゃん。恋人三人と話していると、春じいちゃんだけが尊厳死の登録をしていないことが分かります。恋人たちは、尊厳死に対する春じいちゃんの認識の誤りを正しますが、その都度繰り広げられるとんちんかんなやりとりが見ものです。
寸劇の前に、柴田さんによる講演「終活・魂活」があります。人生のフィナーレに向け、具体的に何を捨て、何を用意すればよいのでしょう。また、どんな心構えでいると生き易く、心地よく最期を迎えられるのかを考えます。
入場無料。直接会場に来てください。問い合わせは柴田さん(℡76―2488)へ。