雪の上に残された足跡から生き物の歴史や生き方を考える「動物の冬の生活~足跡ウオッチング」が十六日(日)午前九時から、嵐山ビジターセンター(旭岡一、オサラッペ川左岸)で開かれます。オサラッぺ・コウモリ研究所(代表・出羽寛旭大名誉教授)の主催。

 「北海道にいるヒグマはなぜ本州にはいないのか」「北海道にいる哺乳動物たちはどこから来たのか」――講義の後、実際に雪の野原を歩いてキタキツネやエゾリス、クロテンなどの足跡を観察しながら、考え、学ぶ集いです。

 午前九時から、センターで映像と標本を使って事前学習。その後、かんじき(スノーシュー)を履いて、嵐山の森に入り三㌔ほど歩いて、動物の足跡や痕跡を観察、午後二時に解散する予定です。

 定員は小学生三年生以上(小学生は保護者同伴)の二十人。参加費は無料です。暖かい服装、昼食と飲み物など各自考えて。かんじき(スノーシュー)がない人は、主催者が用意します。

 申し込みと問い合わせは、十四日までに出羽さん(℡090―6267―6521)、または清水さん(℡090―9755―0432)へ。