NPO法人もりねっと北海道が、全国から訪れる“花見客”のガイドを務める「花案内人」養成講座の受講者を募集しています。

 比布町と旭川市の境界にある突哨山は、国内有数のカタクリの群生地です。四月末からゴールデンウイークにかけて、カタクリやエゾエンゴサクの花が丘陵全体を覆うように咲き誇り、市内や道内ばかりではなく全国からたくさんの人が訪れます。そうした来訪者に、短時間のガイドをする案内人を養成する室内講義と現地実習の講座です。

 資格は一切問いません。また、報酬はありません。人とのコミュニケーションが好きで、突哨山の自然や歴史、魅力を紹介する役目を果たしたり、突哨山について学びたい人、三十人を募集します。

 室内講義は、四月十三日(日)午前九時半から正午。同月十五日(火)午後六時半から~午後九時までの二回。両日とも同じ内容で、どちらか一回の受講が必要です。会場は、旭川市市民活動交流センター(市内宮前通東)。

 現地実習は、四月二十日(日)午前九時から正午。突哨山で行います。

 「花案内人」の活動は、四月二十六日(土)~五月六日(火)の十一日間。 午前十時~正午、午後一時~午後三時の半日交代制で、半日単位で都合に合わせて選べます。

 もりねっと北海道の清水省吾さんは「養成講座は花案内活動に参加されない方でも受講できます。一緒に突哨山について学びましょう」と呼びかけています。 募集締切は十日(木)午後五時。申し込み・問いあわせは、 午前九時~ 午後五時の時間帯に、もりねっと北海道(℡・FAX 76―2006)、Eメール ask@morinet-h.org へ。