このまちで生れた子どもたちに祝福の気持ちを込めて絵本を贈る「うぶごえのおくりもの事業」で、旭川で制作されたオリジナル絵本の原画展が二十六日から、こども冨貴堂(七条買物公園)で始まります。

 誕生した赤ちゃんに手渡された二冊の絵本「あさひかわ」(堀川真・作、二〇一二―二〇一三年)と、「みーつけた」(三井ヤスシ・作、二〇一三―)の原画三十点ほどを展示します。

 二十七日(日)午後二時からは、こども冨貴堂の斜め向かい、まちなか文化小屋を会場に、「うぶごえのおくりもの~旭川で赤ちゃん絵本をつくるということ~」と題して、作者の堀川さん(絵本作家)、三井さん(イラストレーター)、阿保理恵子さん(旭川市子育て支援部職員)、市川詔子さん(旭川の学校図書館を考える会)の四人によるお話会が開かれます。

 堀川さんの絵本「あさひかわ」は、赤ちゃんでなければ手に入れることが出来ませんでしたが、間もなく、私家版として刊行されます。原画展の会場でも販売(千円+税)します。

 問い合わせは、こども冨貴堂(℡25―3169)へ。