5月4日 突哨山で

 早春の野草を楽しむ「カタクリフォーラム二〇一四」が五月四日(日)午前十時から、旭川市と比布町の境界にある雑木林の森、突哨山で開かれます。

 市民グループ、突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)とカタクリ楽団(堀川真楽長)の共催。一九九三年(平成五年)の第一回以来、毎年開かれています。当時はこの山にゴルフ場造成の計画が浮上していて、身近な自然を守ろうと始まった「野の花のお花見」です。

 主会場は、カタクリ広場。市内東山にある旭川刑務所正門前の坂を百㍍ほど上った右側です。

 散策路を草花や鳥、樹木に詳しいガイドと一緒に巡る「野歩き」は、午前十時と午後零時半の二回、カタクリ広場から出発、約二時間の行程です。

 広場では、フリーマーケット、お茶の野点、カタクリ演芸会が行われます。また、「カタクリ団子」や、山の麓の農家が栽培したコメを使った「特製おにぎり」、麓の農家産のホウレンソウやイチゴ、加工品の販売もあります。

 絵本作家の堀川真さんと一緒に、金づちやノコギリを使ってナニかを作るワークショップは、毎年親子連れで賑わいます。

 フォーラムに参加する方にはカンパをお願いしています。野歩きやワークショップを楽しむお代も含めて五百円。堀川さん制作の可愛いバッヂが「参加者マーク」になります。

 問い合わせは、出羽さん(℡090―6267―6521)か、清水さん(℡090―9755―0432)まで。