原爆の絵展がアッシュアトリウム(一ノ七)で行われています。

 原爆の悲惨さを、どうしても後世に伝えたいとの思いから被爆者たちが描いた絵が、広島平和記念資料館に三千枚以上保管されています。主催する原爆の絵をみる会(吉田勝弘ほか共同代表)は毎年、そのうちの六十枚ずつを借り受け、展示会を行っています。今年で十五回目の開催です。

 絵には、被爆者の心の叫びとも言える、当時を回想した短い文章が添えられています。それを読めば、原爆の残酷さ、被爆者たちの平和への願いを強く感じます。私たちもまた、平和への願いを新たにせずにいられない絵画展です。

 八日(金)まで。午前十時~午後六時(最終日は午後五時)。問い合わせは事務局の工藤さん(℡52―7016)へ。