渡辺美佐子さんの「私の女優人生と平和への願い」と題する講演と朗読会が二十七日(水)午後六時半から、市民文化会館(七ノ九)小ホールで行われます。まちなかぶんか小屋の主催。

 渡辺さんは一九三二年(昭和七年)、東京生まれ。一九五三年(昭和二十八年)に「ひめゆりの塔」で映画デビュー。以後、六十年以上にわたり映画や舞台、テレビで活躍しています。また、自身が東京大空襲を経験したことから、原爆で亡くなった子どもたちの手記を語る朗読劇など、平和を訴える活動を続けています。

 講演では、これまでの女優人生を振り返り、平和への思いを語ります。朗読では、原爆を経験した子どもや母親の手記を、市内の高校生とともに読み上げます。

 入場料は二千円(当日二千五百円)、高校生以下千円。チケットは、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)、こども冨貴堂(同)、旭川市民劇場(三ノ八)、ジュンク堂書店旭川店(一ノ八フィール旭川内)、市民文化会館売店で扱っています。

 問い合わせは、まちなかぶんか小屋(℡23―2801)まで。