大平まゆみヴァイオリンコンサートが二十八日(日)午後六時から、当麻町民会館「まとまーる」(当麻町三ノ東二)で開かれます。

 「千の音色でつなぐ絆」のサブタイトルが付けられたコンサートは、東日本大震災の津波で瓦礫と化した流木を使って作ったヴァイオリン(TUNAMIヴァイオリン)を、全国千人のヴァイリニストがリレーで演奏し、東北の復興を応援しようというプロジェクトの一環として開かれます。

 大平さんは仙台市出身。世界各国で演奏活動をおこなっています。現在、札幌交響楽団のコンサートマスター。二〇〇九年には札幌芸術賞を受賞しています。

 コンサートは一、二部に分かれ、一部では「星に願いを」や「雨の歌第一楽章」を、二部では、TUNAMIヴァイオリンで「アヴェマリア」「花は咲く」などを演奏します。

 チケットは大人(高校生以上)千円、子ども(中学生以下)五百円。未就学児は入場できません。収益金の一部は東日本大震災復興資金として寄付されます。

 チケットの購入と問い合わせは、事務局の当麻町役場総務企画課(TEL84―2111・内線224)へ。