日本郵便(本社・東京)が発行する二〇一五年(平成二十七年)用の年賀はがきの北海道地方版デザインに「旭山動物園のペンギン」が採用され、十月三十日(木)から発売されます。
ペンギンの原画を描いたのは、いままでも郵便切手やはがきのイラストを多く手がけてきたイラストレーターの金山敏さん(60)。
昨年の北海道地方版には「朝日を浴びる丹頂鶴」、一昨年は「初春に芽吹く ふきのとう」と北海道に関連するものが採用されましたが、今回のように道内の一都市の“名所・名物”がデザインされるのは初めて。
日本郵便の佐藤恭市北海道支社長は「全国に発送される年賀状ですから地元のPRにつながります。受け取った人に旭川の事を思い浮かべてもらい、足を運んでもらうきっかけになれば嬉しいですね」と話す。
発行枚数は百五十万枚、北海道内の各郵便局で一枚五十七円(寄付金5円を含む)で販売されます。問い合せは最寄りの郵便局まで。