大雪山フォーラム「大雪山を世界遺産に!」が三月八日(日)午後一時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で行われます。大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)の主催。今回で十六回目の開催で、大雪山の国立公園指定八十周年を記念して行います。

 自然地理学者の小泉武栄さん(東京学芸大学名誉教授)が基調講演します。小泉さんは一九四八年(昭和二十三年)長野県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得。専門は自然地理学、地生態学、山の自然学で、高山や極地の植生分布と地形・地質、自然史との関わりなどを研究して来ました。著書に「山の自然教室」 (岩波ジュニア新書)、「自然を読み解く山歩き」(JTBパブリッシング)など、山歩きに関する本も多数あります。

 小泉さんが「日本の自然のすばらしさ―地形・地質から植生を読む」の演題で話します。講演の後、大雪山を世界遺産にする運動について、参加者全員で意見交換します。午後四時半頃終了の予定です。

 資料代として三百円が必要です。問い合わせは寺島さん(TEL65―1940)、または渡辺さん(TEL61―3355)へ。