旭川信用金庫(原田直彦理事長)は、旭山動物園の「“もっと夢”基金」に五百九十万円を寄付した。
同金庫は〇八年(平成二十年)、旭山動物園にゾウを迎えたいとの目的で、残高の〇・〇一%を寄付する「もっと夢基金応援定期」を企画した。二〇一三年度(平成二十五年度)までに千八百万円を寄付していて、今回を含めた累計額は二千三百九十万円になる。
二十三日、原田理事長が市役所を訪れ、西川将人市長に目録を手渡した。市側は西川市長のほか、佐藤幸輝経済観光部長、坂東元旭山動物園長も同席して原田氏と懇談した。動物園内売店での免税制度の可能性についてや、マレーシア・ボルネオ島でのゾウの保護活動について、また日本の動物園の国際的評価などが話題に上った。